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『月刊三橋』シングルコレクション(2016年12月号)

「徹底検証!日本経済2016」

公共投資について、絶対に、決して信じてはならないもの!

 

日本国民の皆様


この記事でお知らせする情報は、あなたにとっては「他人事」に過ぎないものです。どういうことかと言いますと…


6月にはイギリスのEU離脱がありました。11月にはアメリカで大方の予想に反して、ドナルド・トランプ大統領が誕生しました。これらの出来事に共通して言えるのは「Globalism Fatigue(グローバリズム疲れ)」です。


近年世界中を取り巻いていた「グローバリズム」が終焉に向かっています。そんな中、ある国は周回遅れで「グローバリズム」を推進しています…どこの国だかあなたはわかりますか…?

そう、実は我が国、日本です。


そんな日本は、最近もグローバリストによって「自分たちが儲かるスキはないか」と常に狙われています。そして、まんまと彼らに利用されてしまった人たちがいました…それが、日本の経済学者の方々です。しかも残念なことに、彼らは現代の経済学において、「主流派」と言われています。経済学部の学生が教えられている経済学なので、教科書経済学と呼ばれることもあります。そんな「王道」の経済学者たちがグローバリスト自らの所得倍増計画に利用されてしまったのです(このことについては後ほど触れます)。

私たちは間違った理論に基づく社会実験をさせられていた

今、あなたはこう思っているかもしれません。「グローバリストに利用されたと言っても、『主流派』の経済学者の言うことなら、正しい理論に基づいているんじゃないか?」もちろん、当の経済学者たちは本気で「正しい」と信じ、数十年間、自分の人生を捧げてきました。でもついに今年、彼らにとって非常に残念なことが判明してしまったのです。


それは、彼ら「主流派」経済学者たちの理論が、誤りだったということです。主流派経済学者が日本に提言した経済政策を「リフレ派経済学」と呼びます。これは日銀副総裁である岩田規久男氏や、東京大学名誉教授であり内閣官房参与である浜田宏一氏らが提唱した考え方です。


「リフレ派経済学」はデフレ脱却を標榜して2012年に発足した、第二次安倍政権を理論面から支えるものでした。


ところが今年11月、ついに浜田宏一氏が自らの理論が誤っていたことを公に認めたのです。浜田教授は日本経済新聞インタビュアーの、


「デフレ脱却に金融政策だけでは不十分だったということですか。」


という直球の質問に対し、


「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と主張していたのは事実で、学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」


と回答しています。 実際に下図のように、リフレ派の金融緩和政策で銀行に供給されるお金の量は増えていますが、一方でインフレ率はまたもやマイナスに戻ってしまいまし た。

画像(通常)[650×300]出典:日本銀行、統計局

そして下図を見てもわかるように、実質賃金は上がっていません。国民は貧しくなっているということです。

画像(通常)[650×300]出典:統計局

浜田宏一氏はすでに80歳を超えており、過去何十年も経済学を研究してきています。それだけの月日を間違った研究に費やしていたと認めることは、素人の私たちから見ても受け入れがたく難しいことはよくわかります…それでも自分が信じて研究してきた理論について、考えが変わったと認める姿勢は大変素晴らしいと思います。

とはいえ、彼の人格の良し悪しと私たちの生活が豊かになるかどうかはまったく関係ありません…

グローバリストは自分の儲けのために、いかにして経済学者を利用したのか?

さらに腹立たしいのは、これらの間違った理論が自分の懐を肥やすためだけに、グローバリストによって利用されたことです。どういうことなのでしょうか?


デフレ期において、国民は消費を減らします。そうすると、その国の企業は儲らないため、投資しているグローバリストの利益が減ります。グローバリストにとっては、政府や規制の存在が邪魔で仕方ないのです。もし規制がなければ、自分たちがその産業へ新規参入し、儲けることができるからです。


そこに現れたのがリフレ派経済学の先祖ともいえるアメリカの経済学者、ミルトン・フリードマンの考え方です。彼曰く「貨幣供給量の変動が、短期における実質経済成長、および長期におけるインフレに対して、決定的に重要な影響を与える」つまり、政府や規制がなくても、お金の供給が十分にあればデフレは脱却できる、ということです。デフレ脱却は貨幣供給の調整に任せ、政府はひたすら規制緩和をすればいい。これが、フリードマンの発想になります。


彼の考え方は、財界人から絶賛されました。「フリードマンの言う通り、政府は規制を撤廃しろ」まさに、構造改革、緊縮財政です。これは今の日本とまったく同じ状況を表しています。

デフレの時期、国民の消費は減っています。世論としても、「私たちが贅沢できないのに、政府が贅沢するのは許せない。無駄な公共投資はやめろ」と、なんとなくの雰囲気に流されてしまいます。そんなときにグローバリスト、構造改革派の人々がこう言うのです。


「民間資本で橋をかけましょう」「民間資本で高速道路整備しましょう」


それまでは政府の規制が障壁になり、参入できなかった企業にも、インフラ整備で儲ける機会を与えろということです。


これは、デフレのときには一見良いことのように見えてしまいます…


でもよく考えてみてください。規制が撤廃されて参入してくる企業にとっては、インフラ整備が「ビジネス」です。「ビジネス」の最大の目的はなんでしょうか?そう、利益の最大化なのです。


それまでは政府がインフラを作り、長期的に経済を発展させ、建設国債を償還するという考え方でした。それが、利益最大化のためにインフラを作ると、目的がシフトチェンジしてしまうわけです。


民間がインフラを整備するとどうなるか。インフラを整備する際にお金を出してくれた投資家に対して、政府・地方自治体は利用料を払わなくてはいけません。その財源は?もちろん税金です…規制緩和によって新たにインフラビジネスに参入した民間企業や民間の投資家は、ボロ儲けです。普通に公共投資でインフラを整備し、長期の経済成長を志向するはずが、誰かの「ビジネス」「利益」になってしまうのです。


これは、まさに植民地と構造は同じです。


フランスはベトナムを植民地にしました。フランスはベトナムの大きな川に、橋を架けてあげます。その代わり「ベトナム人の皆さん、通行料を払ってください」と、フランスは通行するベトナム人から通行料という形で所得を奪っていきました。


一部の人間のビジネスのために政策が動かされ、かつての植民地で行われたことが、現在は日本で行われています。

すべて「あなたには関わりのないこと」

 

なぜこんな話をするかお教えしましょう。私たちは情報化社会で生きている、と言われています。その通り、私たちは情報に溺れています。残念なことに、それらの情報のほとんどは価値がないのです。一方、本当に必要な情報は、「関わりのない」あなたには届けられません。


国民がデフレによる不景気で苦しんでいる中、リフレ派経済理論を利用し、自分たちのビジネス、利益を拡大しようとする人物を具体的に知りたいですか?ご勘弁ください、「あなたには関わりのないこと」ですから。


あなたの生活を貧しいものにしている人物とは?その人物を信じて良いかどうかをあなたはどうやって知り得ますか?どんな人物が信頼に値し、どんな人物が信頼に値しないのでしょうか?


すべて「あなたには関わりのないこと」です。その理由はおわかりですか?なぜなら、あなたが真実を知ると、彼らのビジネスにとって都合が悪いからです。


まったく、嘆かわしいことです。一体何が実際に起こっているのかを確かめてみてください。

知識は力なり

大切な情報を知っていれば最悪の事態を避けることができます。しかし、知らなければ、止めようがありません…


もちろん、情報を知っていけば、あなたはどんどん賢くなっていきます。つまり… あなたの生活や子どもの将来、この国の行末は、あなたが正しい知識を持っているかどうか、にすべてかかっているのです。


もしあなたが退職後の生活を送っているなら、改めて世の中を見つめ直し、次世代の子供たちのために何ができるか分かるようになるでしょう…


もしあなたに選挙権があるなら、外国人投資家のための政策を押し進め、日本を貧困国にする政治家にNoと言えるでしょう…


もしあなたに子どもがいるなら、子どもたちに真実を教えることで、健全な思考を育ませることができるでしょう…


もしあなたが会社経営者なら、世の中の物事の本質を掴み、経済の実情を正しく認識することができるでしょう…


さらに、自信がついたり、家族や友人から物知りだと言われたり、すごい人だと尊敬されるようになるかもしれません…


情報を知っているということは私たちに自信を与えるだけでなく、大きな影響力を持つ源となります…


逆に知らないという事は、欠点になります。私たちが事実を知らなければ、自分たちのために、子どもたちのために、日本のために、ボーッと見てるだけで何もできません…


将来、私たちの子孫が分断され、いがみ合い、怒鳴り合い、水をぶっかけ合うような事態になることを防ぐためにも、日本に住む一人一人が真実の情報を知る必要があるのです…

プロジェクト『月刊三橋』とは

それがこの「月刊三橋」を作った理由です。月刊三橋では、三橋貴明が徹底したリサーチのもとに、あなたの将来、あなたの子供の将来、日本の将来に関わるような「真実」の経済情報をお伝えしていきます…


彼の事をご存知であればわかると思いますが、基本的にデータを基にした内容なので嘘やごまかし中身がない、、なんて事はありません…


毎月、三橋貴明が直接、話したことを音声で収録してあなたのもとにお届けします。マスコミでは決して流れてこないような、データに基づいた真実の情報をお届けします…


これを知れば、現実に今の日本で何が起きているのか?何がこれから起きるのか?そのために私たちは何をすべきなのか?…といったことが見えるようになります…

今回のテーマは?

 さて、今回のテーマですが、

「徹底検証!日本経済2016〜日本再生のために忘れてはいけないこと」


になります。

詳細はこちら

◆日本は本当に景気が良くなっているのか?〜実質GDPがプラスだからといって経済成長していない?背景にある驚きのカラクリとは…
◆失業率が改善している訳〜安倍政権の経済政策とは無関係だった?
◆失業率で唯一足を引っ張っている都道府県とは?〜新幹線がもたらした思いがけないプラスの効果
◆明らかになった「デフレは貨幣現象です」の間違い〜なぜ貨幣を発行しても経済成長できないのか?見えてくる今後の正しい政策とは?
◆間違いを認めたくない日銀の必死の言い訳〜矛盾だらけの理論を徹底分析
◆実験台にされた日本国民〜リフレ派の社会実験は2013年の開始時点で失敗するとわかっていた?
◆財務省の本当の目的とは?〜財務省は国家がインフレでもデフレでもどっちでも良いと思っている?
◆なぜ構造改革派はデフレじゃないと困るのか?〜国民の貧困化を望む守銭奴たち
◆2017年、日本が中国の属国にならないために私たちがすべきこととは?
 
 
解説音声のメリット
●通勤時間で学習できます

総務省の調査によれば、日本人の平均通勤時間は79分だそうです。もちろん、首都圏になればもっと長くなります。これは1ヶ月で約40時間。1 年で約480時間にもなります。(ちなみにこの時間は気象予報士の資格を取るための勉強時間とほぼ同じです。またこれだけの時間があれば、 TOEIC730点も取ることができます。)

 

ところが、ほとんどの人はこの時間を、スマホのパズルゲームで遊んだり、マンガを読んだり、あるいはボーッとしたりしてムダにしています。あなたは、その時間を利用して、次から次へと新しい知識を手に入れて、どんどん教養を身につけた人になることができます。実際、上の例でもわかるように、この時間を有効活用すれば、大抵の分野でその道の専門家と思われるようになるでしょう。いかがでしょうか? 

なぜ解説音声での学習が優れているのか?3つの理由

実は音声での学習は効果的な学習方法です。大きな理由を3つあげると…

#1)時間がかからないから

音声を聞くのに余計な時間は必要ありません。通勤時間や移動時間、ジョギングしている時間などに聞けばいいだけです。どれだけ忙しくても、余分な時間を一切取らずに、新しい知識を学べるのが音声学習の最大のメリットです。

#2 )ラクだから

音声学習をするのに、集中力を高めて注意しながら聞く必要はありません。ただ、 BGMのように聞き流しておけばいいだけです。なぜなら、人間の脳にはR.A.Sという機能があるからです。

 

RASとは自分に関係のある情報だけを自動的に拾い上げる機能です。どんなにうるさい場所で距離が離れていたとしても、自分の名前が出たら、はっきり聞こえて、そっちに注意がいきますよね?あの機能です。

 

なので、解説音声をBGMのように聞き流していたとしても、自分に関係あること、役に立ちそうなこと、何か今抱えている問題のヒントになりそうな事が流れたら、あなたの脳は自動的に集中してそれを聞くようになります。なので、流すだけでいいので非常に楽チンです。

#3 )繰り返し聴けて、効果が高いから

あなたはこんな経験ありませんか?本を読んだり誰かと話したりして、非常にいい事を聞いたけど、2週間後にはなにもかも忘れてしまっている…人間は忘れる動物です。エビングハウスという研究者によれば、1日経つと人は学んだ事の74%を忘れてしまっています。これでは学んだ事を忘れたり実行できなかったりするのも仕方ありませんね?

 

そして、学んだことを着実に身につけるために重要なのが「反復学習」です。当たり前ですが何度も何度も繰り返すことによって知識が着実に身につきます。音声学習の最大のメリットはこれです。本やネット上の記事などでは何度も繰り返すのは面倒ですよね?でも解説音声だと繰り返し聞くのに何の苦労ありません。だってただBGMのように流れているだけですから。音楽CDだってほっといたら何度も繰り返し流れますよね?あれと同じです。

 

つまり、音声学習だと自然に反復学習ができて、読書などより効果的な学習がよりラクにできるのです。

あなた自身や日本経済の今後のためにも、世の中の実情を知り、正しい判断をしてくださる人が増えることを願っています。できる限り安価で ご提供したいのですが、申し訳ありません…録音に際し、本格的なスタジオを使い、プロに編集作業等をお願いしている関係上、この経費の部分についてはご負担をお願いしたいと思っています。 価格は3,800円(税別)になります。

 

日経新聞の月ぎめの価格が4,383円ですので、新聞1ヵ月分より500円以上安い計算になります。もちろん、日経新聞は情報量が非常に多いです。でも、あなたは新聞に載っている情報をすべて覚えているでしょうか。また、その情報が実はどういう意味を持っているのかを読み取ることができているでしょうか。あるいは、ある情報と別の情報とが、実は見えない共通項でつながっていて、とてつもなく大きな(しかも、はっきりとは見えない状態で)意味を持っていることに気付くことができるでしょうか。

「月刊三橋」は三橋貴明独自の視点と、卓越した取材力によって集めた膨大な情報とによって、そうしたバラバラの情報が持つ大きな意味にまで解説が及んでいます。これは、新聞では絶対に得られないものです。その視点と、ニュースの裏に隠された大きな意味とを、あなたは新聞1ヵ月分よりも大幅に安い価格で手に入れることができるのです。

今回は号単体での販売になりますが、「月刊三橋」はその名のとおり、月刊で発行しているものです。つまり、1ヵ月3,800円ですから、1日122円という価格になります。

あなたも1日1本くらいは缶ジュースを飲んでいるのではないでしょうか。缶ジュース1本分の価格で、進むべき道について知ることができるとしたら、こんなにお得なことはないのではないでしょうか。

たったこれだけの投資で、ほとんどの人が知らない秘密の情報を手に入れ、他の人と差をつけられるとしたら、価格以上の価値はあると思いませんか…?

30日間保証

月刊三橋シングルコレクションにはお申込みから30日の保証期間がついています。つまり、解説音声の内容を実際に自分で確かめてから、決めればいいという事です。それでもし「自分には合わない」と思われた方は、保証期間中であれば、料金3,800円(税別)を返金いたしますので、その旨をカスタマーサポートまでご連絡ください。

カスタマーサポートの連絡先
1.メールでの連絡:support■keieikagakupub.com(※■を@に代えてください。)
2.FAXでの連絡:06-6268-0851
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著者紹介

三橋貴明

 

東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。

当人のブログ『新世紀のビッグブラザーへ』の一日のアクセスユーザー数は週35万人を超えている。2016年1月現在、人気ブログランキングの「政治部門」1位、総合ランキング2位(参加ブログ総数は118万件)である。

単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、全国各地での講演などに活躍している。著書は100冊以上。

■Web上の文筆活動 ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」 メルマガ「三橋貴明の「新」日本経済新聞」、「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」 Web連載「三橋貴明の『経済記事にもうだまされない!』」著書に『亡国の農協改革 日本の食糧安保の解体を許すな』(飛鳥新社)『ドイツ第四帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム) 日本人に緊急警告!』(ヒカルランド)『これからヤバイ世界経済-2016年を読み解く5つのポイント』(ビジネス社)などがある。

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